「ドラクエ11とドラクエ11Sって何が違うの?」「どちらを買えばいいかわからない…」
そんな悩みを抱えているあなたへ。ゲームショップで2つの版を見つけて困惑したり、ネットで調べても情報が散らばっていて結局よくわからなかった経験はありませんか?
- 初めてドラクエ11をプレイするけど、どの版を選ぶべきか迷っている方
- PS4版を既にクリアしたけど、S版を買い直す価値があるか知りたい方
- 価格差やコンテンツ量の違いを具体的に知りたい方
- スイッチ・PS4・PCのどの機種版がおすすめか悩んでいる方
この記事を最後まで読むことで、以下のメリットが得られます:
結論から言うと、ドラクエ11Sは通常版の完全上位互換です。価格も5,478円と手頃になった今、迷う理由はありません。
この記事では、実際に両バージョンをプレイした経験をもとに、機能差からコスパまで徹底比較し、あなたに最適な選択肢をご提案いたします。
ドラクエ11sとドラクエ11の違いを完全解説
ドラクエ11sは2019年に発売された、通常のドラクエ11に大幅な追加要素を加えた完全版です。単なるリマスターではなく、ゲーム体験そのものを向上させる数多くの新機能が搭載されております。
通常版から約2年の開発期間を経て登場したドラクエ11sは、プレイヤーからの要望を反映した「理想のドラクエ11」として位置づけられています。価格は当初9,980円でしたが、現在は5,478円の新価格版として販売されており、コストパフォーマンスも大幅に向上しました。
ドラクエ11sの新機能・追加要素とは?
ドラクエ11sの最大の特徴は、ほぼ全キャラクターにボイスが追加されたことです。主人公の斎賀みつきさんをはじめ、カミュ役の内山昂輝さん、ベロニカ役の内田真礼さんなど、豪華声優陣がキャラクターに命を吹き込んでいます。
従来のドラクエといえば「ピロリン音」が印象的でしたが、ドラクエ11sでは感情豊かなボイスでストーリーが進行します。ただし、昔ながらのドラクエを楽しみたい方のために、ボイスをオフにする設定も用意されているため安心です。
2D・3D切替モードは、一つのソフトで二つのゲームを楽しめる画期的な機能といえるでしょう。3Dモードでは美しいグラフィックと迫力ある戦闘を体験でき、2Dモードでは懐かしのドット絵でレトロな雰囲気を味わえます。教会で自由に切り替えられるため、気分に応じて楽しみ方を変更可能です。
追加ストーリーでは、各キャラクターの過去や想いが詳しく描かれます。例えば、ベロニカとセーニャの双子としての絆、カミュが盗賊になった理由、シルビアの旅芸人としての生き方など、本編では語られなかった物語が楽しめるのです。これにより、キャラクターへの愛着が格段に深まります。
新しいやりこみ要素として「縛りプレイ」が大幅に拡充されました。「すべての敵が強い」「主人公が倒れたら全滅」「超恥ずかしい呪い」など、様々な制約でゲームの難易度を調整できます。通常版では物足りなかった上級者も、これらの縛りプレイで新鮮な体験を得られるでしょう。
グラフィックとサウンドの違い比較
ドラクエ11sではBGMがオーケストラ音源にアップグレードされており、従来のシンセサイザー音源と比べて圧倒的な迫力と美しさを実現しています。特にイベントシーンでの感動は格別で、涙腺が緩む場面も多々あることでしょう。
PS4版、スイッチ版、PC版の画質を比較すると、PS4版が最も高画質を誇ります。PS4版は陰影がはっきりとしており、スイッチ版は若干光の加減が強く影の表現が弱いように感じ、少しボヤけている感じが見て取れます。ただし、スイッチ版も携帯ゲーム機としては十分すぎる美しさを保っています。
2Dドット絵モードの魅力は、現代の技術で蘇った昔ながらのドラクエ体験にあります。ファミコン時代のような温かみのあるグラフィックながら、現代的な演出や効果が加わっているため、懐かしさと新鮮さが絶妙に組み合わさっているのです。
フォトモードでは、冒険の思い出を美しく記録できます。キャラクターのポーズや表情を自由に設定し、カメラアングルも調整可能です。撮影した写真はゲーム内アルバムに保存され、SNSでシェアすることも可能になっています。
操作性と快適さの大幅改善点
ドラクエ11sでは移動の快適さが大幅に向上しており、特にダッシュ機能の追加は革命的な変化をもたらしました。通常版では歩行のみでしたが、S版では走ることができるため、広大なフィールドの移動時間が大幅に短縮されています。
馬呼びベルの実装により、フィールドのどこからでも馬を召喚できるようになりました。通常版では各地にある「馬呼びの鐘」まで移動する必要がありましたが、この煩わしさが完全に解消されたのです。まさに「かゆいところに手が届く」改善といえるでしょう。
戦闘スピードの3段階調整機能も、プレイヤーのニーズに応える素晴らしい追加要素です。「ふつう」「はやい」「超はやい」から選択でき、雑魚戦は高速で処理し、ボス戦はじっくり楽しむといった使い分けができます。時間のない社会人プレイヤーには特にありがたい機能でしょう。
ふしぎな鍛冶の改良点として、素材不足時の自動購入機能が追加されました。従来は素材を一つずつ集める必要がありましたが、S版では足りない分をお金で補えるため、装備作成のストレスが大幅に軽減されています。
結婚システムと見た目装備の拡充
ドラクエ11sでは結婚相手が8キャラクターまで拡大され、プレイヤーの選択肢が大幅に増えました。通常版ではエマとのみ結婚可能でしたが、S版ではベロニカ、セーニャ、マルティナをはじめとする主要キャラクターとの結婚が実現できます。
各キャラクターとの結婚イベントは丁寧に作り込まれており、それぞれ異なる魅力を持っています。例えば、ベロニカとの結婚では年の差を感じさせない可愛らしいやり取りが楽しめ、マルティナとの結婚では王女としての気品ある振る舞いが印象的です。
見た目装備システムは、装備の性能と外見を分離できる画期的な機能です。最強装備を身に着けながら、好みの見た目で冒険を楽しめるため、「強さ」と「おしゃれ」を両立できます。ピンク色のアイコンで見た目装備が一目で判別できる点も、ユーザビリティを考慮した優秀な設計といえるでしょう。
DLC装備では、トロデーン王国セットやうりぼうセットなど、過去作品へのオマージュを込めた衣装が用意されています。長年のドラクエファンにとっては、懐かしさを感じられる嬉しいサービスです。
真の裏ボスと縛りプレイの詳細
ドラクエ11sには通常版を超える強敵「真の裏ボス」が登場し、やりこみプレイヤーの挑戦意欲をかき立てます。従来の裏ボスでは物足りなかった上級者も、この新たな強敵に苦戦することは間違いありません。
「すべての敵が強い」縛りプレイでは、モンスターのステータスが大幅に向上し、戦略的な戦闘が求められます。通常版では「ゴリ押し」で勝てた相手も、S版では慎重な作戦立てが必要になるため、RPGの醍醐味である「考える楽しさ」を存分に味わえるでしょう。
その他の縛り設定として「主人公が倒れたら全滅」「楽な戦いは経験値なし」「超恥ずかしい呪い」などが用意されています。これらを組み合わせることで、自分好みの難易度に調整可能です。例えば、「すべての敵が強い」と「主人公全滅」を併用すれば、ペルソナシリーズのような緊張感のある戦闘を楽しめます。
難易度調整機能により、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーが満足できる作品に仕上がっています。ドラクエ初心者は通常設定で物語を楽しみ、熟練者は各種縛りプレイで歯ごたえのある冒険を体験できるのです。
ドラクエ11sとドラクエ11はどちらを買うべき?
購入を迷っているなら、間違いなくドラクエ11sを選ぶべきです。価格、コンテンツ量、プレイ体験のすべてにおいて、S版が通常版を上回っているからです。現在の新価格版なら5,478円で購入でき、通常版よりも安価で圧倒的に充実した内容を楽しめます。
ただし、既に通常版をプレイ済みの方や、特定の機種でのプレイを希望する方は、個別の事情を考慮する必要があるでしょう。以下では、様々なケースに応じた最適な選択をご提案いたします。
初回プレイヤーにおすすめの版
ドラクエ11を初めてプレイする方には、ドラクエ11s一択をおすすめします。理由は単純明快で、同じ価格帯でより多くのコンテンツを楽しめるからです。通常版を選ぶメリットは皆無といっても過言ではありません。
価格とコスパの比較では、S版の圧勝です。新価格版のS版(5,478円)は、通常版の定価(8,980円)より3,500円も安く、コンテンツ量は約2倍になっています。ボイスドラマDLCも標準収録されているため、単純計算でも5,000円以上お得な計算です。
各機種版の特徴を整理すると、スイッチ版は携帯性と2D/3D切替、PS4版は最高画質、PC版は高解像度とMOD対応の可能性、Xbox版はゲームパス対応が主なメリットになります。初回プレイヤーなら、ライフスタイルに合わせて機種を選べば良いでしょう。
体験版は各プラットフォームで配信されており、約10時間程度のプレイが可能です。製品版へのデータ引き継ぎにも対応しているため、購入前に必ず試してみることをおすすめします。操作感やグラフィック、ボイスの印象を確認してから本購入すれば、後悔のない選択ができるはずです。
ドラクエ11プレイ済みでもSは買い?
通常版をクリア済みの方でも、ドラクエ11sを購入する価値は十分にあります。追加コンテンツの量と質を考慮すれば、新作ゲーム1本分の価値があると断言できるでしょう。
追加コンテンツ量の評価では、メインストーリーこそ同じものの、各キャラクターの個別エピソード、ボイス演出、新たな縛りプレイ、真の裏ボスなど、体験できる内容が大幅に増えています。単純な時間換算でも、追加で50時間以上は楽しめる計算です。
ボイス追加による新鮮さは、想像以上のインパクトがあります。同じストーリーでも、キャラクターが実際に喋ることで感情移入度が格段に向上するのです。特に感動的なシーンでは、ボイスがあることで涙腺が緩む場面が増えるでしょう。
縛りプレイでの難易度変化により、戦闘の戦略性が大幅に向上します。通常版では「レベルを上げて物理で殴る」戦法が通用していた場面も、S版の縛りプレイでは緻密な作戦が求められます。RPGの本来の楽しさを再発見できるはずです。
投資価値の判断基準として、「1時間あたり約100円」の娯楽コストを目安にしてみてください。ドラクエ11sなら100時間以上楽しめるため、時間単価で考えても非常にお得な投資といえるでしょう。
機種別の違いとおすすめ選択
スイッチ版の最大のメリットは携帯性にあります。通勤時間や休憩時間にもプレイできるため、忙しい社会人には特におすすめです。また、2D/3D切替機能も最も快適に動作するのがスイッチ版の特徴になります。
PS4版は高画質体験を重視する方に適しています。グラフィックが一番綺麗なのはPS4。光の刺し加減や髪の毛の描写など、細かい部分まで大画面で綺麗なグラフィックを楽しめる。家庭用大画面テレビでじっくり腰を据えてプレイしたい方には最適でしょう。
PC版(Steam)では、高解像度表示やMOD対応の可能性があります。ただし、現時点では公式なMODサポートは発表されていないため、将来的な期待に留まります。それでも、4Kディスプレイでの美麗な映像は、他機種では体験できない魅力です。
Xbox版の特徴は、Xbox Game Passでの配信です。すでにGame Pass会員なら追加費用なしでプレイできるため、コストパフォーマンスは抜群といえるでしょう。ただし、Game Pass版は配信終了の可能性もあるため、長期プレイを考えるなら購入版をおすすめします。
価格比較と購入タイミング
新価格版(5,478円)とゴージャス版(9,980円)の違いは、主にボイスドラマの収録にあります。現在販売されている新価格版にはボイスドラマが標準収録されているため、わざわざ高額なゴージャス版を選ぶ必要はありません。
セール情報と最安値については、各プラットフォームで定期的にセールが開催されています。Steam版は特にセール頻度が高く、最大50%オフになることもあるため、PC版希望者はセール時期を狙うと良いでしょう。スイッチ版やPS4版も、年に数回は20-30%オフのセールが実施されます。
DLC込みパック内容として、新価格版には以下が含まれています:
- ゲーム本編
- ボイスドラマ全10話
- 各種装備DLC
- 特典アイテム
これらすべてが5,478円で手に入るため、個別購入した場合の半額以下でお得に購入できる計算です。
コストパフォーマンス分析では、ドラクエ11sは現在市場で最もお得なRPGの一つといえるでしょう。100時間以上のプレイ時間、豊富な追加コンテンツ、高品質なボイス演出を考慮すれば、5,478円という価格は破格といっても過言ではありません。
よくある質問と購入前の注意点
セーブデータ引き継ぎについて、通常版からS版への直接引き継ぎは不可能です。ただし、「復活の呪文」システムにより、大体同じ進行度とレベルでS版を開始できます。装備やアイテムは引き継がれませんが、レベルや基本的な進行状況は維持されるため、一からやり直す必要はありません。
復活の呪文システムでは、教会で入手できる長い文字列をメモし、新しいゲームで入力することで、ほぼ同じ状態から冒険を再開できます。PS4版、スイッチ版、3DS版間でも相互に利用可能なため、機種変更時にも便利な機能です。
プレイ時間の目安として、メインストーリーのみなら約60-80時間、すべての追加コンテンツを含めると100-150時間程度を見込んでおきましょう。縛りプレイを利用すれば、さらに長時間楽しめます。社会人の方なら、平日1-2時間のプレイで約2-3ヶ月間は楽しめる計算です。
購入前チェックポイントとして、以下を確認してください:
- プレイ予定の機種での動作環境
- セーブデータ容量(約1GB必要)
- オンライン接続環境(アップデート用)
- コントローラーの操作性(体験版で要確認)
これらを事前に確認しておけば、購入後のトラブルを避けられるでしょう。
ドラクエ11sとドラクエ11の違い|最終結論まとめ
ドラクエ11sは通常版の完全上位互換であり、価格も手頃になった今、選ばない理由はありません。各項目の結論を以下にまとめます。
ドラクエ11sとドラクエ11の違いに関する結論
- 新機能・追加要素:フルボイス、2D/3D切替、追加ストーリー、縛りプレイにより別ゲーム級の進化を実現
- グラフィック・サウンド:オーケストラ音源とフォトモードでプレイ体験が大幅向上、機種別画質差はあるが全版で十分な美しさ
- 操作性・快適さ:ダッシュ機能、馬呼びベル、戦闘スピード調整、鍛冶改良で煩わしさを完全解消
- 結婚・見た目装備:8キャラからの結婚選択と見た目装備で個性表現の自由度が飛躍的に向上
- 裏ボス・縛りプレイ:真の裏ボスと多彩な縛り設定で初心者から上級者まで満足できる難易度調整が可能
購入判断に関する結論
- 初回プレイヤー:ドラクエ11s一択、価格・内容・コスパすべてでS版が圧勝
- 11プレイ済み:5,478円で新作1本分の価値あり、ボイスと縛りプレイで新鮮な体験が得られる
- 機種選択:携帯性重視ならスイッチ版、画質重視ならPS4版、コスパ重視ならGamePass対応Xbox版
- 購入タイミング:新価格版(5,478円)が最適解、セール時のSteam版も狙い目
- 注意点:セーブ引き継ぎ不可だが復活の呪文で解決、プレイ時間100時間超の大ボリューム
総合評価として、ドラクエ11sは現在購入できる最高コスパのRPGです。初回プレイヤーにも既プレイヤーにも自信を持っておすすめできる、完成度の高い傑作といえるでしょう。
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