「ドラクエ3リメイクのエンディング、あの神官長がハーゴンだったなんて信じられない…!」 「ハーゴンって結局何者なの?なんで悪者になったの?」 「竜王を育てたってどういうこと?ドラクエ1と2がどう繋がるの?」
ドラクエ3 HD-2Dリメイク版をクリアして、こんな疑問を抱えていませんか?
エンディングで突然登場した「ハーゴン」という名前に、多くのプレイヤーが驚きと混乱を感じたはずです。本編では何気ないモブキャラクターだった竜の女王の神官長が、まさかドラクエ2のあのボスだったなんて…。しかも竜王まで育てていたという衝撃の事実。
「もっと詳しく知りたい!」 「なぜ善良そうな神官が邪悪な大神官になったの?」 「ドラクエ1、2、3の繋がりを理解したい!」
そんなあなたのために、この記事ではドラクエ ハーゴンの正体について徹底解説します。
この記事を読むことで得られること:
✅ ハーゴンの正体がすっきり理解できる:竜の女王の神官長から邪悪な大神官への変貌の全貌が分かります
✅ 闇堕ちの理由が納得できる:竜の女王の死、ルビスへの復讐、世界への思いなど、3つの理由を詳しく解説
✅ 竜王との関係が明確になる:なぜ竜王が悪の魔王になったのか、ハーゴンとの深い繋がりが分かります
✅ ドラクエ1・2・3の時系列が理解できる:ロト三部作の物語が一本の線で繋がり、より深く楽しめます
✅ ドラクエ2のハーゴン戦攻略も完璧:推奨レベル、装備、戦術まで実践的な情報も網羅
✅ 今後のリメイク作品への期待が高まる:2025年発売のドラクエ1&2リメイクで何が描かれるか予測できます
ドラクエファン歴30年のベテランから、ドラクエ3リメイクで初めてロト三部作に触れた初心者まで、すべてのプレイヤーに役立つ情報をお届けします。
ハーゴンの正体を知ることで、ロト三部作の見方が180度変わります。「ただの悪役」だと思っていたハーゴンが、実は深い悲しみと歪んだ忠義心を持つ複雑なキャラクターだったことが分かるでしょう。
それでは、ドラクエ ハーゴンの正体に隠された真実を、一緒に紐解いていきましょう。
ドラクエ ハーゴンの正体とは?竜の女王の神官長だった衝撃の真実

【結論】ドラクエ ハーゴンの正体は、竜の女王に仕える善良な神官長でした。2024年発売のドラクエ3 HD-2Dリメイク版のエンディングで初めて明かされたこの事実は、ドラクエファンに大きな衝撃を与えています。本編では何気ないモブキャラクターとして登場していた神官長が、実はドラクエ2の邪悪な大神官ハーゴンだったのです。さらに、ドラクエ1のラスボス・竜王を育てたのもハーゴンであることが判明し、ロト三部作全体の見方が大きく変わりました。
ドラクエ3リメイクで明かされたハーゴンの正体
ドラクエ3 HD-2Dリメイク版で、ついにハーゴンの正体が明らかになりました。エンディングのラストシーンで、多くのプレイヤーが言葉を失ったはずです。
ハーゴンの正体は、竜の女王に仕える神官長でした。
本編では竜の女王の城に登場する名もなき神官として描かれており、プレイ中は単なるモブキャラクターにしか見えません。しかし、ゾーマを倒してエンドロールが流れた後、この神官長が衝撃の告白をするのです。
竜の女王が命を落とし、残された卵の前で神官長は静かに語りかけます。
「私がこの子を立派な竜に育て上げましょう」
そして彼は自らの名を明かしました。その名は――ハーゴン。
この瞬間、本編中の何気ない会話の数々が、すべて伏線だったことに気づかされます。竜の女王に対する異常なまでの忠誠心、世界のあり方への疑問を口にする場面。プレイ時には気にも留めなかった台詞が、すべて意味を持って迫ってくるのです。
声を担当しているのは声優の鈴村健一さん。ドラクエライバルズでもハーゴン役を演じており、今回のドラクエ3リメイクでも続投しています。エンドロールには役名を伏せた状態で名前が掲載されていたため、気づいた人は少なかったかもしれませんね。
この演出の巧妙さには、多くのファンが「鳥肌が立った」「これぞドラクエ!」と興奮を隠せませんでした。
ドラクエ2でのハーゴンはどんな存在?
ドラクエ2において、ハーゴンは邪教の大神官として世界中に恐怖をもたらす存在です。万年雪に覆われた白銀の大地・ロンダルキアに巨大な神殿を構え、破壊神シドーを信仰しています。
彼の率いる軍団によって、ムーンブルク王国は壊滅的な打撃を受けました。城は焼き払われ、王は命を落とし、王女は犬の姿に変えられてしまいます。この残虐な攻撃が、ドラクエ2の物語の発端となるのです。
ハーゴンの軍団には大きな特徴があります。それは、魔王が率いる魔物の軍勢ではなく、邪教の教団だということ。祈祷師や悪魔神官といった、宗教色の強いモンスターが多数を占めています。
ハーゴンの神殿では、アトラス、バズズ、ベリアルという3体の強力な中ボスが待ち構えています。これらはハーゴン自らが召喚した「悪霊の神々」とされており、実在の神話に登場する神や悪魔の名前そのままなんですよ。
そして、ハーゴン本人との戦闘。プレイヤーがハーゴンの元にたどり着くと、彼は背を向けたまま祈りを捧げています。
「誰じゃ 私の祈りを邪魔するものは?」
振り向いたハーゴンは、続けてこう尋ねてきます。
「私を大神官ハーゴンと知っての行いか!?」
この質問、実は「はい」と答えても「いいえ」と答えても、どちらに転んでも戦闘になってしまうんです。前作のドラクエ1では竜王が「世界の半分をやろう」と取引を持ちかけてきましたが、ハーゴンには一切の交渉の余地がありません。
ハーゴンを倒すと、彼は最期の力を振り絞って自らを生贄に捧げます。そして現れるのが、真のラスボス・破壊神シドー。この「ラスボスっぽく語られているが真のラスボスではない」という演出は、後のバラモスやムドーなど、ドラクエシリーズの伝統の始まりとなりました。
ハーゴンと竜王の関係性を徹底解説
ドラクエ3リメイクのエンディングで最も衝撃的だったのは、ハーゴンが竜王を育てたという事実でしょう。
竜の女王が遺した卵。この卵から生まれるのが、ドラクエ1のラスボス・竜王です。本来であれば竜の女王の子として、世界を見守る善良な存在になるはずでした。
しかし、ハーゴンが育てることで状況は一変します。
なぜ竜王は悪の魔王になってしまったのか?この長年の謎が、ドラクエ3リメイクで解明されたのです。答えはシンプルで、かつ悲しいもの。ハーゴンの破壊への執念と歪んだ思想が、竜王に刷り込まれてしまったからなんです。
竜王は本編で主人公に「世界の半分をやろう」と持ちかけてきますよね。あれは竜王なりの正義だったのかもしれません。ハーゴンから教え込まれた「世界を作り直す」という思想を、彼なりに実行しようとしていたのでしょう。
ドラクエの時系列は3→1→2の順番です。つまり:
- ドラクエ3:ハーゴンが竜王の卵を預かる
 - (空白の期間:ハーゴンが竜王を育てる)
 - ドラクエ1:育てられた竜王が魔王としてアレフガルドを支配
 - (約100年後)
 - ドラクエ2:竜王敗北後、ハーゴン自らが表舞台に
 
この流れを見ると、ハーゴンの計画の壮大さが分かりますよね。まず竜王を使って世界を変えようとし、それが失敗すると今度は自ら破壊神シドーを召喚する。何百年もかけて、執念深く目的を追い続けていたわけです。
2025年発売予定のドラクエ1&2リメイクでは、この関係性がさらに掘り下げられる可能性が高いでしょう。ハーゴンと竜王の出会い、そして竜王が闇に染まっていく過程が描かれるかもしれません。
ハーゴンとシドーの関係とは
破壊神シドー。ハーゴンが最後の切り札として召喚する、ドラクエ2の真のラスボスです。
ハーゴンとシドーの関係は、信仰者と神という一方的なものに見えますが、実はもっと複雑なんです。ハーゴンにとってシドーは、世界を破壊し作り直すための道具でした。
ドラゴンクエストビルダーズ2では、この関係性が詳しく描かれています。ハーゴンの目的は「世界を一度破壊した後、自分の望む通りに作り変える」こと。シドーの破壊の力は、その第一段階に必要だったわけです。
小説版の設定では、ハーゴンはシドーから「超魔力(魔界の魔力)」を授かった300歳の老人とされています。この力があったからこそ、人間でありながら300年以上も生き続け、強大な呪文を操ることができたんですね。
しかし、シドー自身はハーゴンのことなど最初から相手にしていませんでした。ハーゴンを単なる召喚の媒介、地上に出てくるための道具としか見ていなかったのです。
ビルダーズ2での描写によれば、シドーは竜王を悪に育てさせた黒幕でもありました。竜の女王が亡くなった後、若き竜王に近づき「母の仇を討て」と嘘を吹き込んだのがシドーだったんです。
つまり、ハーゴンは自分がシドーを利用していると思っていましたが、実際には逆。シドーに利用されていたのかもしれません。この皮肉な関係性が、ハーゴンというキャラクターの悲劇性を際立たせています。
ハーゴンが自らを生贄にしてシドーを召喚するシーンは、ドラクエ2の中でも特に印象的です。破壊神の前には人間の命など虫けら同然。それでもハーゴンは、自分の死に意味を見出そうとしたのでしょう。
ドラクエシリーズの時系列で見るハーゴン
ロト三部作の時系列を整理すると、ハーゴンの行動がより明確に見えてきます。
時系列:ドラクエ3→ドラクエ1→ドラクエ2
ドラクエ3の時代
- 竜の女王の神官長として善良に仕える
 - ゾーマとの戦いを見守る立場
 - 竜の女王の死に立ち会う
 - 竜王(卵)を育てると決意
 
ドラクエ1の時代(約100年後?)
- 育てた竜王がアレフガルドを支配
 - ハーゴンは影から竜王を支援していた可能性
 - 竜王はロトの勇者によって討伐される
 
ドラクエ2の時代(さらに100年後)
- 邪教の大神官として表舞台に登場
 - ハーゴン教団を率いて世界を恐怖に陥れる
 - 破壊神シドーを召喚するも、ロトの子孫たちに敗れる
 
この時系列で見ると、大きな疑問が浮かびます。ハーゴンはどうやって300年以上も生き続けたのか?
小説版では「シドーから超魔力を授かった300歳の老人」という設定があります。魔界の力を得ることで、人間としての寿命を大きく超えて生き続けたわけですね。
もう一つの説として、「ハーゴンは襲名制の名前で、代々受け継がれていた」という考察もあります。ドラクエ3の神官長ハーゴン、ドラクエ1の時代のハーゴン、ドラクエ2のハーゴンが、実は別人だったという説です。
ただし、ドラクエ3リメイクで声優が鈴村健一さんで統一されていることや、竜王を育てるという一貫した目的を考えると、同一人物である可能性が高いでしょう。
いずれにせよ、300年という長い時間をかけて復讐と世界の再構築を目論んでいたハーゴン。その執念深さは、ドラクエシリーズの中でも群を抜いています。
ハーゴンの正体から読み解く闇堕ちの理由と戦い方

【結論】ハーゴンが善良な神官長から邪悪な大神官へと闇堕ちした理由は、敬愛する竜の女王の死です。2つの世界を見守る負担で衰弱死した竜の女王。その原因を作ったルビスへの復讐心と、世界を元の一つに戻すという歪んだ正義感が、ハーゴンを破壊の道へと導きました。また、ドラクエ2でハーゴンと戦う際の推奨レベルは35前後。イオナズンの全体攻撃が強力なため、スクルトで守備力を上げ、HPを満タン付近に保つことが攻略の鍵となります。
ハーゴンが闇堕ちした3つの理由
ドラクエ3リメイクで明かされたハーゴンの過去。善良な神官長が邪悪な大神官へと変貌した理由は、大きく3つに分けられます。
理由①竜の女王の死が全ての始まり
ハーゴンの闇堕ちの最大の原因は、敬愛する竜の女王の死でした。
竜の女王は本来、一つの世界を見守る存在でした。しかし、世界が二つに分かれてしまったことで、両方の世界を同時に見守らなければならなくなります。アレフガルド(下の世界)とアリアハンがある上の世界、この二つです。
二つの世界を同時に見守ることは、竜の女王にとって大きな負担でした。日に日に衰弱していく竜の女王を、ハーゴンは何もできずに見守るしかなかったのです。
ドラクエ3リメイクのエンディングで、ハーゴンはこう語ります。
「やはりご負担であったか。一つではない世界を見ることは。世界があるべき姿に保たれていたなら、あなたの命がついえることなど…」
この台詞からは、ハーゴンの深い後悔と自責の念が感じられますよね。「私にもっと力があれば、死なせずに済んだのに」という想いが、彼を破壊の力へと駆り立てたのでしょう。
竜の女王への忠誠心は本物でした。ドラクエビルダーズ2でも描かれていますが、ハーゴンの行動の原動力は常に竜の女王への想い。それが歪んだ形で表れてしまったのが、彼の悲劇です。
理由②ルビスへの復讐心
世界が二つに分かれた原因は何だったのか?ハーゴンはその答えを知っていました。精霊ルビスが世界を増やす行動を取ったからです。
ルビスは下の世界(アレフガルド)を創造し、上の世界と分離させました。その結果、竜の女王は二つの世界を見守る過重な負担を背負い、衰弱死してしまったわけです。
ハーゴンの視点から見れば、竜の女王の死の間接的な原因はルビスにあります。この認識が、ハーゴンに復讐心を植え付けました。
ゲームブック版では、ハーゴンは元々ラダトームの大神官で、ルビスの敬虔な信者だったという設定があります。最も熱心で真面目で優秀だったハーゴンが、なぜルビスを憎むようになったのか。それは、信じていた神によって大切な人を失ったという、深い絶望からきているのでしょう。
アレフガルドそのものへの憎しみも、ここから生まれています。アレフガルドが存在しなければ、世界は一つのままで、竜の女王は死ななかった。そう考えれば、ハーゴンがアレフガルドを滅ぼそうとしたのも理解できますよね。
竜王を育ててアレフガルドを攻撃させたのも、シドーを召喚して世界を破壊しようとしたのも、すべては竜の女王の死への復讐だったのです。
理由③世界を元に戻すという歪んだ正義
ハーゴンの行動には、彼なりの正義がありました。それは「世界を元のあるべき姿に戻す」という使命感です。
元々一つだった世界を、再び一つに戻す。そうすれば、竜の女王のような悲劇は二度と起きない。ハーゴンはそう考えたのでしょう。
しかし、そのためには既存の世界を一度破壊する必要があります。ここでハーゴンは破壊の力を求めるようになりました。
竜王を育てたのも、シドーを召喚したのも、すべて「破壊」という手段を得るためです。ハーゴンにとって、彼らは目的達成のための道具でしかありませんでした。
ドラクエビルダーズ2では、ハーゴンの思想がより明確に描かれています。「世界を一度破壊した後、自分の望む通りに作り変える」。これが彼の最終目標でした。
正しい世界を作るためには、間違った世界を壊さなければならない。一見すると論理的ですが、その「正しさ」は完全にハーゴン個人の価値観によるものです。
多くの人々の命を奪い、世界を恐怖に陥れることを正当化できるのか?答えは明らかにノーでしょう。しかし、ハーゴンにとっては、それこそが竜の女王への忠義を果たす唯一の方法だったのです。
善意から始まった行動が、いつしか暴走し、取り返しのつかない悪へと変わっていく。ハーゴンの物語は、そんな人間の弱さを描いているのかもしれません。
ハーゴンは人間か魔物か?正体の謎
ドラクエ2の発売当時から、ハーゴンの種族については謎が多く残されています。青い肌の外見からは人間に見えませんが、魔物とも断言できません。
しかし、一つの決定的な証拠があります。シドーを召喚するには人間の生き血が必要という設定です。
ドラクエモンスターズイルルカの図鑑説明によれば、シドーは人間の生き血を捧げることで目覚めるとされています。ハーゴンは自らを生贄にシドーを召喚しましたよね。つまり、ハーゴン自身は人間の血が流れていたことになります。
小説版「ドラゴンクエストⅡ-悪霊の神々」では、ハーゴンは「シドーから超魔力(魔界の魔力)を授かった300歳の老人」という設定になっています。元は普通の人間だったのが、魔界の力を得ることで外見も変化し、寿命も大幅に延びたというわけです。
もう一つ興味深い考察が「ハーフドラゴン説」です。竜の女王に仕えていたハーゴンが、実は人間と竜の混血だったのではないか、という説ですね。
この説を支持する理由として:
- 名前の「ゴン」の部分がドラゴンを意味する
 - 竜王のひ孫から見下されていた可能性
 - 人間からも竜族からも遠ざけられていた
 
ハーフだからこそ、どちらの世界にも完全には属せず、それが彼の世界への不満につながったのかもしれません。テイルズシリーズのハーフエルフのように、混血ゆえの苦悩が彼を極端な思想へと走らせた可能性があります。
ただし、これはあくまで考察の域を出ません。公式の設定としては「元は人間で、魔界の力を得て変化した」という解釈が最も自然でしょう。
【オリジナル切り口】竜王のひ孫が嫌うハーゴンの理由
ドラクエ2をプレイした方なら覚えているでしょう。竜王の城に住む「竜王のひ孫」という存在を。
彼はプレイヤーに対して、こう依頼してきます。
「最近ハーゴンが偉そうな顔をしているのが実に不愉快じゃ。わしに代わってハーゴンを倒してくれるなら、良いことを教えよう」
この台詞、ドラクエ3リメイクの後に聞くと、全く違って聞こえてきませんか?
竜王のひ孫がハーゴンを嫌う理由。それは単なる性格の不一致ではありません。先祖である竜王を利用された恨みがあるのです。
竜の女王の子孫として、本来なら世界を守る側にいるはずだった竜王。それがハーゴンの手によって悪の魔王として育てられ、最終的にはロトの勇者に討伐されてしまいました。
竜王のひ孫の立場で考えてみましょう。曾祖父は魔王として討伐され、自分たち子孫は廃墟となった城で細々と暮らしている。この境遇を作り出したのは誰か?ハーゴンです。
竜王のひ孫の台詞には、竜の一族としてのプライドと怒りが込められています。
「わしが おうのなかの おう りゅうおうの ひまごじゃ」
この自己紹介には、誇りと同時に悲しみも感じられますよね。かつては栄光を誇った竜の一族が、今ではハーゴンという新参者に従わなければならない立場。
竜王のひ孫から見れば、ハーゴンは「竜の女王の一族を利用して、自分の野望を遂げようとする裏切り者」に他なりません。
しかも、ハーゴンは竜王が倒された後も計画を諦めず、今度はシドーを召喚しようとしている。竜の一族への冒涜ともいえる行為です。
ゲームブック版では、竜王のひ孫が竜の姿に変身して主人公たちを助けるシーンがあります。かつて竜王と同じ姿になりながら、今度は勇者の側に立つ。これは竜の一族としての贖罪の意味もあったのかもしれませんね。
竜王のひ孫の存在は、ハーゴンの行動がいかに多くの人々を傷つけたかを象徴しています。復讐のために利用され、汚名を着せられた竜の一族。彼らの無念さは、想像に難くありません。
ドラクエ2ハーゴンの倒し方と推奨レベル
ハーゴン戦に挑む前に、しっかりと準備を整えましょう。推奨レベルは35前後です。特にサマルトリアの王子とムーンブルクの王女がザオリクを覚えていることが重要になります。
装備の準備
ローレシアの王子:
- ロトのよろい(イオナズンのダメージ軽減)
 - ロトのつるぎ
 - ちからのたて(持ち物に入れておく)
 
サマルトリアの王子:
- まほうのよろい(イオナズンのダメージ軽減)
 
ムーンブルクの王女:
- ふしぎなぼうし(守備力アップとMP消費軽減)
 
ロトのよろいは必須装備です。ハーゴンの全体攻撃「イオナズン」や「もえさかる火炎」のダメージを大幅に軽減できますから。
ハーゴンの行動パターン
ハーゴンは非常に攻撃的なボスです。主な行動は:
- 2回連続攻撃(物理攻撃)
 - イオナズン(全体に50~60ダメージ)
 - ベホイミ(自己回復)
 - ラリホー
 - 甘い息
 - 火炎の息(リメイク版のみ)
 
特に危険なのがイオナズンです。2ターン連続で発動されることもあり、回復が間に合わないと全滅の危険があります。
基本戦術
戦い方の基本:
- スクルトで守備力を上げる サマルトリアの王子がスクルトを使い、全員の守備力を上げましょう。2回連続攻撃のダメージを抑えられます。
 - HPは常に満タン付近を維持 イオナズンは全員に50~60のダメージを与えます。1度でも受けたら必ず回復しましょう。ちからのたてや回復呪文を惜しまず使ってください。
 - 倒れたらすぐにザオリク 万が一味方が倒れたら、ザオリクですぐに蘇生させます。蘇生後は必ずスクルトをかけ直すのを忘れずに。
 - ローレシアの王子は攻撃に専念 主人公は物理攻撃で火力を出します。状況次第でちからのたてを使って自己回復も。
 
マホトーン狙いの戦術
上級者向けの戦術として、マホトーン狙いがあります。成功率は低いですが、成功すればイオナズンとベホイミを封じられるため、戦闘が格段に楽になります。
マホトーン戦術の手順:
- 開幕からマホトーンを連発
 - 成功するまで他の2人は回復に徹する
 - 成功したら一気に攻め込む
 
ただし、この戦術は運に左右される部分が大きいです。通常の戦術で勝てない時に試してみる価値はありますよ。
戦闘後の重要な注意点
ハーゴンを倒した後、絶対にその場で動かないでください。
周囲を歩くと炎が出現し、行く手を阻まれると自動的にシドー戦に突入してしまいます。ハーゴンを倒したら、まずは全員のHPとMPを完全に回復させましょう。
シドーはハーゴン以上の強敵です。万全の状態で挑まなければ、間違いなく全滅します。準備が整ってから、落ち着いて前に進みましょう。
ハーゴンの正体が示す今後の展開
ドラクエ3リメイクで明かされたハーゴンの正体。この衝撃的な事実は、今後のドラクエシリーズにどのような影響を与えるのでしょうか。
2025年発売ドラクエ1&2リメイクへの期待
最も注目されているのが、2025年発売予定の「ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ HD-2Dリメイク」です。
ドラクエ3リメイクで大きな伏線を残した以上、ドラクエ1&2でもストーリーの追加や変更が期待されますよね。特に気になるのが:
ドラクエ1での追加要素:
- ハーゴンと竜王の関係性の描写
 - 竜王が闇に染まっていく過程
 - ハーゴンが影から竜王を支援していた痕跡
 - 竜の女王の卵が竜王として成長する様子
 
ドラクエ1では竜王を倒してエンディング…で終わっていましたが、リメイク版ではその後にハーゴンが登場する可能性があります。竜王を倒した後、エンディング後にハーゴンが姿を現し、ドラクエ2へと続く演出が入るかもしれませんね。
ドラクエ2での追加要素:
- ハーゴンの闇堕ちの詳細な経緯
 - 竜の女王への想いが描かれるシーン
 - ルビスへの復讐心の背景
 - シドーとの契約の場面
 
ドラクエ2はストーリーが薄めだったので、リメイク版で大幅に肉付けされる可能性が高いでしょう。特にハーゴンの過去や動機が丁寧に描かれれば、プレイヤーの印象も大きく変わるはずです。
ハーゴンの闇堕ち過程が描かれる可能性
ドラクエ3の善良な神官長から、ドラクエ2の邪悪な大神官へ。この変化の過程を描くことで、ハーゴンというキャラクターに深みが増します。
どの時点で破壊神シドーと契約したのか、竜王を育てる中でどのような葛藤があったのか、ムーンブルクを滅ぼす決断をした時の心情は…。こうした細かい描写が加われば、ハーゴンは単なる悪役から、悲劇の主人公へと昇華されるでしょう。
ドラクエビルダーズ2ですでにハーゴンのキャラクター性は掘り下げられていますが、本編のリメイクでどこまで描かれるか。ファンの期待は高まるばかりです。
ドラクエ12との繋がりの可能性
2024年に発表された「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」。このドラクエ12が、実はロト三部作と繋がっているのではないか、という考察があります。
ドラクエ3リメイクでハーゴンが語った「世界を元の一つに戻す」という目標。これが最終的に達成される世界が、ドラクエ12の舞台になるのではないでしょうか。
ドラクエ12のプロモーション映像では、地面が割れて新たな地が現れるシーンがあります。これは、アレフガルド(下の世界)とアリアハンがある上の世界が、再び一つに統合される様子を表しているのかもしれません。
考察される繋がり:
- ドラクエ2の時点では分離していた二つの世界
 - その後の時代で世界が統合される
 - 統合された「真の世界」がドラクエ12の舞台
 - ハーゴンの悲願が、皮肉にも後世で達成される
 
もしこの考察が当たっていれば、ハーゴンの行動は無駄ではなかったことになります。彼が求めた「あるべき世界」は、彼の死後、別の形で実現したわけですから。
世界が統合される未来への伏線
ドラクエ3リメイクには、天空シリーズへの繋がりを示唆する要素もあります。クリア後に出現する天界には、ドラクエ6に登場したゼニス城が存在します。
これは何を意味するのか?竜の女王の末裔が、後に天空シリーズのマスタードラゴンになったという可能性です。
繋がりの仮説:
- 竜の女王の一族(竜王の血統)が生き残る
 - 世界が統合される過程で天界へ
 - 天空城の守護者マスタードラゴンになる
 - ドラクエ4~6の時代へ
 
こうして考えると、ドラクエの世界は思った以上に緻密に繋がっているのかもしれませんね。
ハーゴンの正体が明かされたことで、ドラクエシリーズ全体の見方が変わりました。単なる悪役ではなく、シリーズを貫く重要なキーパーソンとして、ハーゴンは再評価されつつあります。
まとめ:ハーゴンの正体に隠された深い物語
ドラクエ ハーゴンの正体について、詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめておきましょう。
ハーゴンの正体:
- 竜の女王に仕える善良な神官長だった
 - ドラクエ3リメイクで初めて過去が明かされた
 - 竜王を育てた人物でもある
 
闇堕ちの理由:
- 敬愛する竜の女王の死が最大の原因
 - ルビスへの復讐心と世界への不満
 - 世界を元に戻すという歪んだ正義感
 
重要な関係性:
- 竜王はハーゴンに育てられて悪に染まった
 - シドーはハーゴンの切り札だったが、実際にはハーゴンを利用していた
 - 竜王のひ孫はハーゴンを憎んでいる
 
今後の展開:
- 2025年のドラクエ1&2リメイクでさらなる真実が明かされる
 - ハーゴンの闇堕ちの過程が描かれる可能性
 - ドラクエ12との繋がりも期待される
 
ハーゴンは単なる悪役ではありません。深い悲しみと歪んだ忠義心に突き動かされた、複雑なキャラクターです。
竜の女王を失った悲しみ、何もできなかった無力感、そして世界を変えようとする執念。これらすべてが絡み合い、一人の善良な神官を邪悪な大神官へと変えてしまいました。
ドラクエ3リメイクで明かされたハーゴンの正体は、ロト三部作全体に新たな深みを与えています。善と悪の境界線、正義の名のもとに行われる暴力、復讐の連鎖。ハーゴンの物語は、私たちに多くのことを考えさせてくれます。
2025年発売予定のドラクエ1&2リメイクでは、さらに詳しい描写が加わることでしょう。ハーゴンと竜王の関係、闇堕ちの過程、そして最期の瞬間。これらがどのように描かれるのか、今から楽しみですね。
ドラクエ ハーゴンの正体。その真実を知った今、もう一度ロト三部作をプレイしてみてはいかがでしょうか。きっと、これまでとは違った物語が見えてくるはずです。
【総括】ドラクエ ハーゴンの正体と闇堕ちの真実まとめ
ドラクエ ハーゴンの正体とは?竜の女王の神官長だった衝撃の真実
- ハーゴンの正体は竜の女王の神官長:2024年発売のドラクエ3 HD-2Dリメイク版のエンディングで初めて明かされた衝撃の事実
 - 本編ではモブキャラクターとして登場:何気ない神官長が、実はドラクエ2の邪悪な大神官ハーゴンだった
 - 竜王を育てたのもハーゴン:ドラクエ1のラスボス・竜王を育て上げ、悪の魔王へと導いた張本人
 - 声優は鈴村健一:ドラクエライバルズと同じく鈴村健一さんが担当し、エンドロールに役名を伏せて登場
 - ドラクエ2では邪教の大神官:ロンダルキアに神殿を構え、破壊神シドーを信仰する邪教の教祖
 - ムーンブルク滅亡の首謀者:王国を壊滅させ、王女を犬に変えるなど残虐な行為を働いた
 - シドーを召喚する前座ボス:自らを生贄にして真のラスボス・破壊神シドーを召喚する
 - 竜王との深い関係性:竜の女王の卵(竜王)を育てると宣言し、破壊思想を刷り込んだ
 - シドーとの複雑な関係:破壊神を切り札として利用したが、実際にはシドーに利用されていた可能性
 - 時系列は3→1→2:300年以上にわたって復讐と世界再構築を目論んでいた
 
ハーゴンの正体から読み解く闇堕ちの理由と戦い方
- 竜の女王の死が最大の原因:2つの世界を見守る負担で衰弱死した竜の女王への深い悔恨と悲しみ
 - ルビスへの復讐心:世界を2つに分けたルビスが竜の女王の死の間接的な原因と考え、復讐を誓った
 - 世界を元に戻すという歪んだ正義:一つだった世界を取り戻すため、破壊の力(竜王とシドー)を求めた
 - ハーゴンは人間説が濃厚:シドー召喚には人間の生き血が必要で、自らを生贄にできた事実から人間と推測される
 - 小説版では300歳の老人:シドーから超魔力を授かり、300年以上生き続けた設定
 - 竜王のひ孫はハーゴンを憎んでいる:先祖である竜王を利用され、汚名を着せられた恨みから「ハーゴンを倒してくれ」と依頼
 - 推奨レベルは35前後:サマルトリアの王子とムーンブルクの王女がザオリクを覚えていることが重要
 - イオナズンが強力な全体攻撃:全員に50~60ダメージを与えるため、HPは常に満タン付近を維持
 - スクルトで守備力アップが基本戦術:2回連続攻撃のダメージを抑えるため必須
 - 倒した後はシドー戦に備える:その場で動かず、全員のHPとMPを完全回復させてから進む
 - 2025年ドラクエ1&2リメイクへの期待:ハーゴンの闇堕ち過程や竜王との関係がさらに描かれる可能性
 - ドラクエ12との繋がり:世界が統合される未来がドラクエ12の舞台になる可能性も示唆
 
この記事では、ドラクエ ハーゴンの正体について、最新のドラクエ3リメイク版で明かされた情報を含めて徹底解説しました。善良な神官長から邪悪な大神官へと変貌した理由、竜王やシドーとの関係、そして効果的な倒し方まで、ハーゴンに関するすべてを網羅しています。
ロト三部作の新たな見方を提供するこの情報が、あなたのドラクエライフをより豊かにすることを願っています。
			
			
			
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