「ドラクエ3のストーリーって、結局どんな話だったっけ?」 「バラモスを倒したら終わりじゃないの?」 「ロトって何?ドラクエ1とどう繋がるの?」
2024年11月にHD-2Dリメイク版が発売され、再び注目を集めているドラクエ3。初めてプレイする方も、懐かしい記憶を呼び起こしたい方も、あらすじが気になっているのではないでしょうか。
この記事はこんな方におすすめです:
- ドラクエ3のストーリーをわかりやすく知りたい初心者の方
- 昔プレイしたけど内容を忘れてしまった方
- リメイク版を買う前にあらすじを確認したい方
- オルテガとの感動シーンやエンディングの意味を深く理解したい方
- ロトシリーズの繋がりや時系列を整理したい方
この記事を読むと得られること:
✓ ドラクエ3のあらすじが初心者でも完全に理解できる
✓ なぜ35年以上も名作として語り継がれるのかがわかる
✓ 衝撃のエンディングの意味と感動の理由が明確になる
✓ ドラクエ1・2・11との繋がりと時系列が整理できる
✓ HD-2Dリメイク版の新要素も把握できる
ドラクエ3のあらすじは、単なる魔王討伐の物語ではありません。父と子の絆、すれ違いの悲しみ、そしてプレイヤー自身が伝説になるという驚きの展開が待っています。
この記事では、旅立ちからエンディングまでを丁寧に解説し、なぜこの作品が不朽の名作なのかをお伝えします。ネタバレを含みますが、物語の魅力を余すことなくお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。
それでは、伝説の物語を一緒に振り返っていきましょう。
ドラクエ3のあらすじを初心者向けに解説

【この章で伝えたいこと】 ドラクエ3のあらすじは、16歳の勇者が父の意志を継いで魔王バラモスを倒す物語から始まります。しかし魔王討伐後、ギアガの大穴から下の世界アレフガルドへ辿り着き、真の敵ゾーマとの戦いが待っていました。その途中、父オルテガとの悲しい再会があり、この感動シーンが35年以上語り継がれる理由を解説します。
ドラクエ3のあらすじは、16歳の若き勇者が父の意志を継いで魔王討伐の旅に出るという、王道のファンタジー物語から始まります。しかし、この物語には驚くべき秘密が隠されているのです。
16歳の誕生日から始まる勇者の物語【旅立ち編】
ドラクエ3のあらすじは、主人公が16歳の誕生日を迎える朝から始まります。簡単に言えば、父の遺志を継いで世界を救う冒険に出発する、わかりやすい英雄譚なのです。
主人公は、かつて魔王バラモス討伐に向かい、火山で命を落としたと伝えられる伝説の戦士オルテガの子供として生まれました。母親に起こされた主人公は、この日アリアハン王に謁見し、父に代わって魔王討伐の旅に出ることを命じられます。
「よくぞ来た!勇敢なるオルテガの息子よ」
王からこう声をかけられた瞬間、主人公の運命が動き出しました。世界は今、魔王バラモスによって脅かされており、人々は恐怖に怯えて暮らしているのです。
旅立ちの前に、主人公はルイーダの酒場を訪れます。ここで最大3人の仲間を選び、4人パーティを結成するわけですね。戦士、僧侶、魔法使い、武闘家、商人、遊び人、盗賊といった様々な職業から選ぶことができます。2024年のHD-2Dリメイク版では、新職業「まもの使い」も追加され、より戦略的なパーティ編成が可能になりました。
ドラクエ3の特徴的なシステムとして、ゲーム開始時に性格診断があります。プレイヤーが答えた質問によって主人公の性格が決まり、それがステータスの成長に影響を与えるのです。この性格診断は、プレイヤー一人ひとりに異なる冒険体験を提供する、画期的なシステムでした。
こうして、若き勇者は仲間たちと共に、未知の世界へと旅立っていきます。アリアハンから見える世界は、上の世界と呼ばれる広大な大陸でした。
世界を巡る冒険のあらすじ【上の世界編】
ドラクエ3のあらすじにおいて、上の世界での冒険は物語の大部分を占める重要なパートです。このストーリーでは、主人公たちが世界各地を巡り、様々な困難を乗り越えながら成長していく過程が描かれます。
最初の目的地は、華やかな水の都ロマリアでした。ここで主人公たちは、盗賊カンダタが王冠を盗んだ事件に遭遇します。シャンパーニの塔に潜むカンダタを懲らしめ、金の王冠を取り戻すことが、冒険者としての最初の試練となりました。
次に向かったのは、呪いに苦しむ町カザーブです。この町では、人々が次々と石化する奇妙な呪いがかけられていました。主人公たちは呪いの原因を突き止め、町の人々を救うことに成功します。
ノアニールでは、船を手に入れるための冒険が始まります。ポルトガ王に「くろこしょう」を渡すことで船を譲り受け、ついに大海原へと旅立つことができるようになりました。船を手に入れたことで、世界は一気に広がります。
東の国ジパングでは、恐ろしい怪物ヤマタノオロチとの戦いが待っていました。このボス戦は、多くのプレイヤーの記憶に残る激しい戦いとなっています。炎を吐き、複数の頭で襲いかかってくるヤマタノオロチを倒すには、仲間との連携が不可欠でした。
旅の途中、主人公たちは「ラーミア」という伝説の鳥を蘇らせることに成功します。6つのオーブを集めて竜の女王の城を訪れると、卵から生まれたラーミアは主人公たちを背に乗せ、空を飛べるようになりました。この瞬間、冒険の自由度は最高潮に達します。
各地で伝説の装備も集めていきます。王者の剣、光の鎧、勇者の盾といった強力な武具は、後に重要な意味を持つことになるのです。
こうして主人公たちは、経験を積み、力をつけながら、魔王バラモスの城へと近づいていきました。
魔王バラモス討伐とドラクエ3あらすじの転換点
ドラクエ3のあらすじにおいて、バラモス討伐は大きな節目となります。多くのプレイヤーが「ここで物語が終わる」と思い込んでいた、まさにその瞬間なのです。
バラモスの城は、世界の果てにそびえ立つ邪悪な要塞でした。城内には強力なモンスターがひしめき、一歩進むたびに緊張が高まります。幾多の試練を乗り越え、ついに主人公たちは魔王バラモスの前に立ちました。
「人間どもよ、よくぞここまで来たな。だが、お前たちの冒険はここで終わりだ!」
バラモスは圧倒的な魔力を持つ恐るべき敵でした。激しい炎の息、強力な攻撃呪文、そして高い防御力。多くのプレイヤーが何度も全滅を経験したほどの強敵だったのです。
しかし、諦めずに戦い続けた主人公たちは、ついにバラモスを倒すことに成功します。魔王が倒れた瞬間、世界中に平和が訪れたかに見えました。
アリアハン王からは感謝の言葉が贈られ、人々は勇者たちを讃えます。「これで世界に平和が戻った」多くの人々がそう信じて疑いませんでした。
ところが、平和な日々は長くは続きませんでした。突如として、世界のどこかに巨大な穴「ギアガの大穴」が出現したのです。この穴は底が見えないほど深く、不気味な闇が渦巻いていました。
「この穴に飛び込んだ者は、別の世界に行ってしまう」
そんな言い伝えが広まる中、主人公たちは真実を確かめるため、勇気を持ってギアガの大穴に飛び込む決断をします。これが、ドラクエ3のあらすじにおける最大の転換点となりました。
バラモスは単なる前座に過ぎず、真の敵はまだ待ち構えていたのです。
下の世界アレフガルドとドラクエ3あらすじの真実
ギアガの大穴を抜けた先に広がっていたのは、ドラクエ3のあらすじにおいて最も重要な舞台となる「下の世界」、アレフガルドでした。このネタバレを知った時、多くのプレイヤーが衝撃を受けたものです。
アレフガルドは、永遠に太陽が昇らない闇の世界でした。空は暗く重く、人々の表情には絶望が浮かんでいます。この地を支配しているのは、大魔王ゾーマという、バラモスをはるかに上回る力を持つ魔王だったのです。
「こんな暗い世界があったなんて…」
主人公たちは、上の世界とは全く異なる雰囲気に戸惑いながらも、探索を始めます。アレフガルドの人々に話を聞くと、この世界には「精霊ルビス」という存在がいたことがわかりました。
精霊ルビスは、かつてアレフガルドを守護していた存在でしたが、ゾーマによって封印されてしまっていたのです。主人公たちは封印を解き、ルビスと対面することに成功します。
「よくぞここまで来てくれました、勇者よ」
ルビスは主人公たちに「ひかりのたま」という特別な宝珠を授けました。このひかりのたまこそが、ゾーマの闇の力を打ち破る唯一の希望だったのです。
ここで重要なのは、アレフガルドがドラクエ1の舞台そのものだという事実です。ドラクエ1をプレイしたことがある人なら、ラダトームの城、町の配置、そしてダンジョンの場所に見覚えがあるはずでした。
「もしかして、ここは…?」
多くのプレイヤーがこの瞬間に、物語の真実に気づき始めたのです。ドラクエ3のあらすじは、単なる魔王討伐の物語ではなく、ドラクエ1と2の世界につながる壮大な叙事詩だったのですね。
父オルテガとの再会シーンと感動のドラクエ3あらすじ
ドラクエ3のあらすじにおいて、最も感動的な場面といえば、父オルテガとの再会シーンです。このネタバレは35年以上経った今でも、多くのファンの心に深く刻まれています。
アレフガルドを探索していた主人公たちは、ネクロゴンドの洞窟という危険な場所にたどり着きます。奥深く進んでいくと、そこには信じられない光景が広がっていました。
強大なモンスター、キングヒドラと戦う一人の戦士の姿があったのです。その戦士こそ、火山で死んだはずの父オルテガでした。
「父さん!」と叫びたくなる気持ちを抑え、主人公たちはキングヒドラとの戦いに加勢します。激しい戦いの末、キングヒドラを倒すことに成功しました。しかし、オルテガは既に深い傷を負っていたのです。
倒れ込むオルテガ。主人公は父に駆け寄りますが、オルテガの目には息子の姿が映っていません。瀕死の状態で、すでに視力を失っていたのでしょう。
「ありがとう…若き勇者たちよ」
オルテガは最期の力を振り絞って語りかけます。
「私には…アリアハンに残してきた息子がいる。お前たちのような…立派な勇者に…育っているだろうか…」
この言葉を残し、オルテガは静かに息を引き取りました。目の前にいるのが自分の息子だとは、最期まで気づくことなく。
なぜこのシーンが35年以上も語り継がれるのでしょうか。それは、親子のすれ違いという普遍的なテーマを、ゲームという媒体で見事に表現しているからです。
父は息子のことを想いながら死に、息子は父の前にいるのに名乗ることができない。RPGというジャンルにおいて、プレイヤー自身が主人公の名前を決めるシステムだからこそ、この演出が生きているのです。
もしオルテガが「お前は…私の息子か?」と気づいていたら、感動は半減していたでしょう。気づかないからこそ、プレイヤーの心に深く刺さるのです。
画面の向こうで涙したプレイヤーは数知れません。このシーンは、ドラクエ3のあらすじの中でも、最も人間味あふれる瞬間として記憶されているのです。
ドラクエ3のあらすじ後半とロト伝説の秘密

【この章で伝えたいこと】 ドラクエ3のあらすじ後半では、大魔王ゾーマとの最終決戦と、衝撃のエンディングが描かれます。プレイヤーが操る主人公こそが伝説の勇者ロトであり、この物語はドラクエ1・2へと続く壮大な叙事詩の始まりだったのです。時系列はDQ11→DQ3→DQ1→DQ2の順で、プレイヤー自身が伝説になる感動体験を提供します。
ドラクエ3のあらすじは、ここからクライマックスへと突入します。父の遺志を胸に、主人公たちは大魔王ゾーマとの最終決戦に臨むのです。
ゾーマ討伐とドラクエ3あらすじのクライマックス
父オルテガの死を乗り越え、主人公たちはついにゾーマの城へと向かいます。ドラクエ3のあらすじにおける最大のクライマックス、そしてネタバレを含む衝撃の展開が待ち受けているのです。
ゾーマの城は、アレフガルドの最も奥深い場所にそびえ立っていました。城内は闇に包まれ、強力な魔物たちが主人公たちを阻みます。一歩一歩が命がけの進軍でした。
ついに最上階にたどり着くと、そこには玉座に座る大魔王ゾーマの姿がありました。
「よくぞここまで来たな、人間どもよ。だが、お前たちの光はここで消える」
ゾーマの声は、まるで世界そのものを震わせるような重みがありました。戦いが始まると、ゾーマの圧倒的な力が主人公たちを襲います。炎、氷、雷…あらゆる攻撃が容赦なく降り注ぎました。
しかし、主人公には切り札がありました。精霊ルビスから授かった「ひかりのたま」です。
「ひかりのたまを使え!今だ!」
ひかりのたまを使うと、眩い光がゾーマを包み込みます。その光は、ゾーマを守っていた闇の鎧を打ち砕いたのです。
「な、なに!?この光は…!」
闇の鎧を失ったゾーマは、ついにその本当の姿を現しました。ここから真の戦いが始まります。光と闇の壮絶な戦いは、プレイヤーの手に汗握るものでした。
全員の力を合わせ、諦めずに戦い続けた結果、主人公たちはついにゾーマを倒すことに成功します。大魔王が倒れた瞬間、長い間アレフガルドを覆っていた闇が晴れ、初めて太陽の光が差し込んできました。
「光だ…本当の光が戻ってきた!」
人々は歓喜の声を上げます。アレフガルドに、数百年ぶりの平和が訪れたのです。
主人公たちはラダトームの城へと向かいました。そこで王から、特別な称号を授けられることになります。
「そなたたちの勇気と力を讃え、ここに『ロト』の称号を授けよう」
ロト。この言葉を聞いた瞬間、すべてのパズルのピースが繋がりました。ドラクエ3のあらすじは、ロト伝説の始まりの物語だったのです。
エンディングで明かされるドラクエ3あらすじの衝撃【ロトの正体】
ドラクエ3のあらすじにおける最大のネタバレ、それはエンディングで明かされる衝撃の真実です。プレイヤー自身が伝説になる体験、これこそが本作が名作と呼ばれる理由なのです。
ラダトーム王からロトの称号を授けられた後、スタッフロールが流れ始めます。しかし、エンディングはそれだけでは終わりません。
画面には、主人公が使っていた装備品が映し出されます。そして、それぞれの装備に伝説の名前が付けられていく様子が描かれるのです。
「王者の剣」は「ロトのつるぎ」として 「勇者の盾」は「ロトの盾」として 「光の鎧」は「ロトのよろい」として
これらの装備は、後の世代に語り継がれる伝説の武具となりました。つまり、ドラクエ1で「伝説の勇者ロトの装備」として登場する武具は、実はこのドラクエ3の主人公が使っていたものだったのです。
そして、画面に意味深な文章が表示されます。
「その後、勇者の姿を見た者は誰もいない…」
この一文には、様々な解釈があります。勇者は上の世界に帰れなかったのか。それとも、ひっそりとアレフガルドで余生を過ごしたのか。母親は息子の帰りを待ち続けたのか。答えは示されず、プレイヤーの想像に委ねられました。
さらに衝撃的だったのが、最後に表示されるメッセージです。
「TO BE CONTINUED TO DRAGON QUEST I」 (ドラゴンクエスト1へと続く)
この文字を見た瞬間、多くのプレイヤーが鳥肌を立てました。ドラクエ3は、実はドラクエ1の前日譚だったのです。
なぜこのどんでん返しが名作なのでしょうか。それは、プレイヤーが受動的に物語を見るのではなく、自分自身が伝説の一部になるという体験を提供しているからです。
ドラクエ1をプレイした時、「伝説の勇者ロト」は遠い過去の存在でした。しかしドラクエ3をプレイすることで、その伝説を自らの手で作り上げることができるのです。これは、ゲームというメディアでしか実現できない、特別な体験でした。
さらに巧妙なのは、ドラクエ3だけをプレイしても十分に楽しめる一方で、ドラクエ1や2をプレイしていると、何倍もの感動を味わえる構造になっていることです。
この演出の素晴らしさが、ドラクエ3を不朽の名作たらしめているのですね。
時系列で見るドラクエ3のあらすじとロトシリーズのつながり
ドラクエ3のあらすじを完全に理解するには、ロトシリーズ全体の時系列を知ることが重要です。一見バラバラに見える物語が、実は一本の線で繋がっているのです。
ロトシリーズの正しい時系列は、実は発売順とは異なります。物語の順番は以下の通りです。
ドラクエ11(過ぎ去りし時を求めて) → ドラクエ3(そして伝説へ) → ドラクエ1 → ドラクエ2(悪霊の神々)
2017年に発売されたドラクエ11が、実はロトシリーズの最も古い時代を描いていたのです。
ドラクエ11のエンディングでは、主人公が「ロトゼタシアを救ったロトの勇者」として聖竜から称号を授けられます。このロトの称号が、後の時代まで受け継がれていくことになりました。そして、ドラクエ11のラストシーンでは、ドラクエ3のオープニングが描かれ、両作品の繋がりが明確に示されたのです。
ドラクエ3が「ロト伝説の始まり」である理由は、アレフガルドという舞台で初めてロトの称号が正式に授けられたからです。ドラクエ11の主人公も「ロトの勇者」と呼ばれましたが、それはロトゼタシアという別の世界での話でした。
ドラクエ1は、ドラクエ3から数百年後の物語です。アレフガルドを支配する竜王を倒すため、ロトの子孫である勇者が立ち上がります。この時、主人公は「伝説の勇者ロトの子孫」として扱われ、ロトの装備を集めながら冒険を進めるのです。
ドラクエ2は、ドラクエ1からさらに100年後の世界が舞台です。ロトの勇者の血を引く3人の王子たちが、邪教の大神官ハーゴンと戦います。アレフガルドも登場し、かつての舞台を再訪できるのが感動的でした。
2024年11月に発売されたHD-2Dリメイク版では、オルテガに関するエピソードが大幅に追加されています。父の旅路がより詳しく描かれることで、親子の物語により深みが増しました。
また、リメイク版ではエンディング後に追加ストーリーが用意されており、勇者のその後について新たな示唆があるとされています。竜の女王の城の神官長の名前が「ハーゴン」であることが判明し、ドラクエ2との繋がりも匂わせる演出が加わりました。
このように、ドラクエ3のあらすじは単独でも楽しめますが、シリーズ全体を通して見ることで、より壮大な叙事詩として楽しむことができるのです。
まとめ:ドラクエ3のあらすじが今も愛される理由
ドラクエ3のあらすじは、シンプルな魔王討伐の物語のように見えて、実は驚くべき仕掛けが施された傑作です。
16歳の勇者が父の遺志を継ぐという始まりから、バラモス討伐で終わりかと思いきや、下の世界アレフガルドでの真の戦いが待っていました。父オルテガとの悲しい再会、大魔王ゾーマとの壮絶な戦い、そしてプレイヤー自身が伝説になるという衝撃のエンディング。
これらすべてが組み合わさって、35年以上経った今でも色褪せない名作となっているのです。
2024年のHD-2Dリメイク版では、美しいグラフィックで生まれ変わり、新たな世代のプレイヤーにもこの感動が届けられています。初めてプレイする方も、かつての思い出を振り返りたい方も、ぜひこの伝説の物語を体験してみてください。
ドラクエ3のあらすじは、単なるゲームのストーリーを超えて、私たち自身が英雄になれる特別な体験を提供してくれるのです。
ドラクエ3のあらすじ総括:この記事で解説した重要ポイント
本記事で解説したドラクエ3のあらすじの重要ポイントを、各章ごとに振り返ります。
ドラクエ3のあらすじ前半の要点
- 旅立ち編:16歳の主人公がオルテガの子供として魔王バラモス討伐の旅に出発、ルイーダの酒場で仲間を集め、性格診断で個性が決まる
- 上の世界編:ロマリア、カザーブ、ジパングなど世界各地を巡り、カンダタやヤマタノオロチとの戦いを経て、船とラーミアを入手する
- バラモス討伐:魔王バラモスを倒して一度は平和が訪れるが、ギアガの大穴が出現し、物語は予想外の展開へ転換する
- アレフガルド到達:下の世界アレフガルドは闇に包まれた絶望の地で、精霊ルビスからひかりのたまを授かり、真の敵ゾーマの存在を知る
- オルテガとの再会:ネクロゴンドの洞窟で瀕死の父と再会するも、最期まで息子だと気づかずに死ぬ親子のすれ違いが35年以上語り継がれる感動シーン
ドラクエ3のあらすじ後半の要点
- ゾーマ討伐:ひかりのたまで闇の鎧を破壊し、光と闇の最終決戦に勝利、アレフガルドに太陽の光が戻り、ラダトーム王からロトの称号を授与される
- 衝撃のエンディング:主人公がロトの正体であり、装備が「ロトのつるぎ」「ロトの盾」として後世に語り継がれる、「TO BE CONTINUED TO DRAGON QUEST I」でドラクエ1への繋がりが判明
- 時系列とつながり:ロトシリーズの時系列はDQ11→DQ3→DQ1→DQ2、ドラクエ3がロト伝説の始まりであり、プレイヤー自身が伝説の勇者になる体験を提供する
- リメイク版追加要素:2024年HD-2Dリメイク版ではオルテガのエピソード拡充、新職業まもの使い追加、エンディング後の追加ストーリーなど新要素が盛り込まれている
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